Salonてんについて

大人の女性がほっと一息つける場所、学校で言えば保健室か図書室のような場所をつくりたいと思い、東には大文字山を望み、鴨川から歩いて数分の京町家にSalonてんをひらきました。
Salonの名前は、家族であり、忘れられない相棒の犬の名前からもらいました。『ビーグルたち』のページをご覧ください。



月に一度、あるいは年に一度であっても一休みできる縁側のような場所や、「元気だった?」と言ってもらえる機会があれば、人は支えられ、エネルギーを得ることも多いように思います。



私自身も、犬と一緒に鴨川のほとりを歩いたり、恩師や友だちに「おかえり」と言ってもらうことで、故郷を離れて数十年、自分を見失わずに歩んで来られたように思います。



また、自分一人だけの時間を作り、自らのこれまでの日々をふりかえり、これからのあり方に思いを巡らせることも大事なことだと思います。思いがけない気づきや新しい発想を得たり、心の奥底で漠然としていた気持ちが明らかになってくることもあるかもしれません。そうした時間を持つためのSalonでもありたいと思います。